種を次世代に(スリランカ・アーユルヴェーダプロジェクト)

アーユルヴェーダのタネを次世代につなぐ(人類進化の転換点)

アーユルヴェーダ 存続の危機

 いま、この地球から大切なアーユルヴェーダのタネが消えようとしています。

 スリランカにあるアーユルヴェーダ博物館(MAHIYANGANA AYURVEDA MUSEUM)が2019年春に起こった連続テロにはじまり、いまも続く世界を混乱させているコロナ、そしてスリランカ国内の経済破綻で存続の危機にさらされています。

聖地マヒヤンガナ

 アーユルヴェーダ博物館がある、マヒヤンガナはお釈迦さまがはじめて訪ねて説法をした場所です。また、先住民族のヴェッタ族が住む町であり、ヴェッタ族を訪ねることもできます。森(ジャングル)と人が共存している町でスリランカでも一番よい場所として大切に守られています。

アーユルヴェーダ

 アーユルヴェーダとは、サンスクリット語のアーユス(Ayus/生命)とヴェーダ(Veda/科学)を組み合わせた「生命科学」という意味で、五千年の歴史をもつインド・スリランカ発祥の伝統医療です。

 アーユルヴェーダは、未病を防ぐことや、人の体の健康を保つ食事療法やマッサージだけでなく、アーユルヴェーダという名前からわかるように、神が与えた人の体に関する健康の叡智のことです。 

 スリランカには伝統医療省(通称:アーユルヴェーダ省)という正式な政府機関があり、専門の大学でアーユルヴェーダのドクター(国家資格)を育成するなど、国として知識や技術の伝承に力を入れているため、スリランカのアーユルヴェーダは古来のかたちに近いとも言われています。

DR.H.M. WITHANACHCHI(ドクター・ウィタナッチ)

 Dr.WITHANACHCHI(ドクター・ウィタナッチ)はスリランカではじめて、そして唯一のアーユルヴェーダ博物館の創設者であり、スリランカ政府のお医者さんです。ドクター・ウィタナッチは真のアーユルヴェーダを博物館を通して伝えられています。

50万種以上の植物を未来に 

 ドクター・ウィタナッチは博物館周辺および博物館がある森(ジャングル)に50万種類以上の植物を残す活動をされています。

 森(ジャングル)がなくなれば木がなくなります。木がなくなれば薬草がなくなります。薬草がなくなればアーユルヴェーダはなくなります。

 建物はどこにでもできますが、植物はここにしかないものです。その植物を人間の原点でもある先住民族のヴェッタ族と一緒に広げ残していく活動が博物館がある聖地マヒヤンガナからはじまりました。

 100年 1000年先まで 種を残していく。

 ドクター・ウィタナッチはアーユルヴェーダを未来に残すには、この方法しかないと博物館を創設・運営されています。

スリランカの現在

 2022年の5月にデフォルト(債務不履行)状態に陥り、すべての経済活動が麻痺しています。

 2019年の連続テロからはじまり、新型コロナウイルスの世界的流行でスリランカ観光は事態がさらに悪化しています。

 国民の生活もインフレやガソリンなどのエネルギーの輸入ストップで大混乱が起こっています。停電も頻繁に起こり、ガソリンも購入できないため、国内の移動も難しい状況です。学校も通学できない、先生の給与が払えないなどの理由で休校が続いています。

 スリランカも近年、西洋化が進み、これまで大切に受け継がれてきたアーユルヴェーダを引き継ぐ若者が減ってきています。

  国際通貨基金(IMF)の支援が先日決定しましたが、スリランカで事業を行っている国民にとっては観光客が回復がない、資金繰りの目処がたたない状況で銀行の支払いがはじまるという矛盾した厳しい状況です。

 この状況下、アーユルヴェーダ博物館も経営が厳しくなり、銀行から返済が求められています。また、銀行からは博物館を外国の企業(賃金の安い地域に工場建設)に売却する提案を勧められています。

スリランカと日本

 日本が戦後はじめて国交を結んだ国はスリランカです。

 第二次世界大戦敗戦後の1951年サンフランシスコ講和会議では戦勝国のアメリカ、イギリス、ソ連、中国によって作られた「日本分割占領案」により、日本は4地域に分割される予定でした。

インターネットより

当時のスリランカ(セイロン)大統領・ジャヤワルダナ氏は、

 お釈迦様のことばを用いて「彼はわれを罵った。彼はわれを害した。彼はわれにうち勝った。彼はわれから強奪した。」という思いを抱かない人には、ついに怨みが息む。実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息むことがない。怨みを捨ててこそ息む。これは永遠の真理である。(『法句経』4、5番)

ジャヤワルダナ氏メッセージ(抜粋)

 「セイロンに於ける我々は、幸い侵略を受けませんでしたが、空襲により引き起された損害、東南アジア司令部に属する大軍の駐屯による損害、並びに我国が連合国に供出する自然ゴムの唯一の生産国であったときにおける、我国の主要産物のひとつであるゴムの枯渇的樹液採取によって生じた損害は、損害賠償を要求する資格を我国に与えるものであります。我国はそうしようとは思いません。なぜなら我々は大師(ブッダ)の言葉を信じていますから。

「人はただ愛によってのみ憎しみを越えられる人は憎しみによっては憎しみを越えられない実にこの世においては怨みに報いるに怨みを以てしたならばついに怨みの息(や)むことがない。怨みをすててこそ息(や)む、これは永遠の真理である。」

https://youtu.be/e0FTwGA9H0E

 アジアの諸国民はなぜ、日本が自由になることを切望しているのか。それは、アジア諸国民と日本との長きにわたる結びつきのゆえであり、また、植民地として従属的地位にあったアジア諸国民が、日本に対して抱いている深い尊敬のゆえである。往時、アジア諸民族の中で、日本のみが強力かつ自由であって、アジア諸民族は日本を守護者かつ友邦として、仰ぎ見た。私は前大戦中のいろいろな出来事を思い出せるが、当時、アジア共栄のスローガンは、従属諸民族に強く訴えるものがあり、ビルマ、インド、インドネシアの指導者たちの中には、最愛の祖国が解放されることを希望して、日本に協力した者がいたのである
― J・R・ジャヤワルダナ、1951年9月6日

 1996年、死去に際し献眼、角膜提供。「右目はスリランカ人に、左目は日本人に」との遺言通り、左目の角膜は遺言通り群馬県の女性に移植されました。

参考:致知出版社・白駒妃登美さん(吉田茂首相が訴えたスリランカへの恩)

I do not know why human beings became brutes and kill their fellow beings. After all every human being is either a parent or a mother or child of somebody.  (ジャヤワルダナのメッセージ)

タネを次世代に(スリランカ・アーユルヴェーダプロジェクト)

 このような背景のもと、人類進化のひとつの役割として、タネを森(ジャングル)をアーユルヴェーダ(博物館)を守るための行動が日本からはじまっています。

  • アーユルヴェーダ博物館 存続にむけた活動
  • スリランカー日本、世界の国々の架け橋となり、アーユルヴェーダ博物館を中心とした、森(ジャングル)と植物を守る活動、アーユルヴェーダの教育活動の推進
  • スリランカと日本の交流の推進

いま何ができるか?

いまひとりひとりがやれること。 

それをいますぐ実行に移すことが肝要であると感じ行動します。

<自然植物の叡智を還元>

植物の知恵を人類に そして植物に感謝(還元)

植物と人間

古代から植物と人間は共存関係であり、植物がなければ人間は存在できないことは明らかです。その大切な植物・種が消えていこうとしているとき、この課題を社会や他の責任と見過ごすことはできないと感じています。また、過去に原因を求めたり、未来に課題を先送りすることもできません。

最優先課題 アーユルヴェーダ博物館の存続

本プロジェクトの最優先課題が、聖地マヒヤンガナにあるアーユルヴェーダ博物館の存続です。

この博物館が核となり、その周辺にある森(ジャングル)や植物が守られ、その植物を使ったアーユルヴェーダが残ります。

経済危機の渦中のスリランカで、博物館を存続させるには まずはお金が必要です。

このような状況で日本からも応援できること、そして個人としてできることからはじめます。

株式会社うまし・杜とアーユルヴェーダ

株式会社うまし・杜を起業し 7年が過ぎました。

自然と人が共生する社会社会を未来につなぐことに貢献する

 企業理念をもとに多くの方とご縁をいただき、さまざまな知識・知恵およびものづくりの経験を重ねてきました。経営的には厳しいものが続いてますが3期前より水面下からようやく顔をだせる状況までになりました。現在も自然・植物に畏敬の念を常に感じ商品も開発・販売しています。

 開発の特徴として、古代・先人の知恵と最新の技術を融合させたものを作っています。技術の進化で植物の薬効、機能性などが明らかになってきました。

 しかし、現代社会では薬事法、食品衛生法、許認可が必要な食品や流通やなど様々な規制の中での商いが必要です。法律・規制は消費者を守るという目的があり、安全なものを提供するというのは企業の責任だと認識しています。

 一方、メディアやドラッグストア、ネットショッピングなどで食品と健康を結びつけた商品の情報を多数目にします。まさに玉石混交。大海の中で宝石を見つけるようなもの。

 万物自然がつくりあげる「自然の化育」、植物とは何か? 起業当初より探究し続け、その間に色々なご縁をいただきました。

科学がどんなに発達しても、人間は葉一枚つくることはできません。

しかし、葉一枚から人間は多くの恩恵をうけています。

人間はこの葉一枚をお金にしてしまいました。

植物をお金にする、ビジネスにする。

ここに大きな違和感を感じつつも、これという答えはでないままでした。

しかしアーユルヴェーダとの出会いによって、ひとつの道が見えてきました。

「いのちとは何か?」

その答えをアーユルヴェーダは教えてくれました。

植物の知恵を人類に そして植物に感謝(還元) 

種を次世代につなぐ思いと、アーユルヴェーダ博物館の存続に貢献すること

そしていますぐにできること。

古代より伝承される植物と現代の技術を組み合わせて、植物の特性を活かした商品(食品)を販売します。

現時点ではほとんど流通しておらず、一般的に購入できるものではありません。また、大量生産できるようなものでもありません。

効能や薬効等を謳って販売するつもりもありません。

ただ、1ヶ月使っていただければ きっと何かに気づいていただけると思います。

その気づきは永続します。 

また、それは過去、未来という時間を超えて、伝わっていきます。

そのような商品を本プロジェクトで販売いたします。

製造は株式会社うまし・杜で行い、法に従い、安全性等品質を確保した商品とします。そして

収益(売上ー経費)の全額をアーユルヴェーダ博物館に寄付します。

プロジェクト商品群

商品はすべて1ヶ月分です。

まずは 7日 14日 21日と続けてみてください。

気づきや変化があれば、そこで一旦休憩。 

残りはまた、次に必要な時がおとづれた時に使ってください。

非常食(薬)兼 常備食(薬)のような存在です。

1万円商品

  • あずきの黒焼き

2万円商品

  • 霊芝・サルノコシカケ加工品

商品のご注文は こちらから

ご注文を受けて製造しますので、お届けまでに1−2週間かかります。